小豆島・冬景色の棚田と農村歌舞伎の舞台

小豆島・冬景色の棚田と農村歌舞伎の舞台
 
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 小豆島中山地区の棚田の冬景色です。この中山の棚田は日本の棚田100選にえらばれています。山腹に、キリシタン大名高山右近が隠れ住んだと伝えられる右近屋敷と呼ばれる土地があります。
 
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 遠くに小豆島の水瓶、殿川ダムが見えます。中山地区には日本の名水百選にえらばれた「湯舟の名水」があり、夏場は蛍が乱舞します。
 
 
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 国指定有形民俗文化財「中山の舞台」です。毎年10月、ここで地元中山地区の人々によって奉納歌舞伎が上演されます。
 
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奉納歌舞伎ですから、桟敷の最上段には、舞台と正対して神社が鎮座しています。
 
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 桟敷の最前列中央に石臼のような物が置かれています。これは、電気がまだなかったころ、役者が見得を切る場面などで、大世話人などが「儀さん火」と言うと、傍らに控えていた儀さんが、舞台を照らすために臼の中で燃えている油に、さらに油を投げ込み炎を舞い上がらせるためのものです。
 今年も残すところ後2日、今年は「耐」の一字だったように思います・・・