2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

春の叙勲・・・かくあらねばと感服した。

朝、四国新聞(テストパイロットは地域に密着した新聞を読んでいる)を読んでいると、香川県在住の「春の叙勲授賞者」として、40年間にわたって精神障害者の人と向き合っていた人、マッサ-ジ、鍼灸に尽力した人、美容師として生活衛生に功労があった人な…

「八日目の蝉」・・・方外の人

天使の散歩道の日の出 「八日目の蝉」の主人公のように」、瀬戸内海交通の要衝で、季節を問わず船が頻繁に出入りする小豆島には、島四国八十八ヶ所巡りの遍路をはじめとして、旅から旅へと漂泊する僧侶、神官、祈祷師、御師、六部、虚無僧、行者、山医者、行…

「八日目の蝉」エンジェルロ-ドでロケ

明日の火曜日の10時からNHKで、テストパイロットが潮干狩りをしたエンジェルロ-ドでロケをした「八日目の蝉」が放送されます・・・

二日続けて潮干狩り・アサリの酒蒸し

午後2時過ぎ、エンジェルロ-ドに行くと既に潮干狩りの人々が盛んに掘っていた。干潮は3時30分、中潮である。小さな女の子が懸命に掘っていた。 遠くに見えるのは讃岐屋島。 昨日、掘ったところで、今日は一人なので15分ほどでこれだけ掘った。 朝、…

ショウドシマレンギョウ(学名:Forsythia togashii)の花が咲いた。

ショウドシマレンギョウ(学名:Forsythia togashii) 玄関脇のショウドシマレンギョウの花が咲いた。小豆島だけに自生するモクセイ科の植物ショウドシマレンギョウの花びらは一般のレンギョウより小さめで約一センチ。色は少し緑がかっている。 島の植物学…

エンジェルロ-ドで潮干狩り

昼、歩いて三分間のエンジェルロ-ドへ、母親と潮干狩りに行った。 潮が満ち潮に変わっていたため30分ほど掘っただけであったがこれだけ掘れた。大きなのは酒蒸しに、小さいのは、明日の朝のアサリのすまし汁に・・・ 明日は午前中、筍掘りに、昼からはバ…

小豆島で50年続くラ-メン屋

小豆島で、三代50年続くラ-メン屋「宝来軒」。メニュ-は、ラ-メン、トリプル、つまり大中小、麺が三玉、二玉、一玉半、一玉のみとシンプル。 テストパイロットは常連だから、顔を出すだけでラ-メンが出てくる。 本来は醤油味のサッパリとしてものだが…

愛用の徳利

30年間使っている愛用の徳利である。 備前焼特有の火だすきの徳利でであるが、これは建設業に携わっていた素人の人が作陶した「土方備前(どかたびぜん)」である。 祖父が小豆島出身ということで兵庫県の相生市から島に移り住み、備前の土を取り寄せて作…

鉄瓶

愛用の巾着形鉄瓶 大学を卒業して小豆島に職を見つけ3年目、小学校のチャリティバザ-ルを覗いたときのこと、真っ赤に銹びた鉄瓶が目とまった。 付いていた値札は三千円、姿形が面白いので購入することにして、明日取りに来るとPTAの役員に告げて帰った…

古い伊万里の食器

テストパイロットは、道楽が過ぎて毎日ピイピイしている貧乏生活である。 自業自得であるが、悔いはない。 でも、折角新鮮な瀬戸内の地魚や野菜を、気に入った器、古い伊万里や備前の向付や皿、椀などで食べたいと思っている。心だけは豊かにと思っているが…

桜鯛の昼食

きょうの昼食は、桜鯛の煮付けでした。 貧乏サラリ-マンにとって昼飯は、少ない楽しみの一つ。お店の名前は「なぎさ」といいます。 この店は、瀬戸内の地魚を出すことから、夜は予約の地元の人でいっぱいです。 筍とワカメの新芽のお吸い物、豆腐と豚肉の煮…

荻原井泉水・筍の俳画

荻原井泉水の俳画、今でいう筍の絵手紙である。井泉水は俳画をよくし、おびただしい作品を残しているが、礼状などにも素朴な絵を添えている。 オギワラセイセンスイ Ogiwara, Seisensui 1884年06月16日~1976年05月20日 自由律俳句の俳人。本名、荻原藤吉。…

再び・北朗の壺

3月21日に尾崎放哉の友人の内島北朗の壺を紹介しましたが、小生のブログを見た小豆島の方から、こんなのがあるよと、昭和42年に荻原井泉水と内島北朗とが高松の三越で俳画と作陶展を開催した際のハガキを提供してくれました。 放哉の臨終の際にかけつけ…

古い端渓硯

愛用の古い端渓硯 書道家を夢見ていたころ、座右に置き墨をすっていた端渓硯。 「硯は墨をすってなんぼ」と酷使したため、墨の滓がこびりついているが、本来の硯の色は猪肝色とよばれる淡い煉瓦色である。

メグロ・旧車会記念の瓦

テストパイロットが大切にしている瓦は、太宰府督府楼の複弁八弁蓮華文の軒丸瓦の他にもう一枚ある。 懐かしの愛車メグロの発動機を浮き彫りにした丸瓦である。 香川旧車会が1988年10月30日、高松で行われた第11回ミ-ティングの記念に製作したも…

「スズキ・フロンテ360LC10型」・昭和44年製・なつかしの愛車

15年ほど前、子どもが小学校入学の際、勉強机がいるということで、テストパイロットは、近所の大工さんのたずね、机にする松の一枚板を探してくれないかと依頼したところ、倉庫の片隅にこのフロンテがあった。 ナンバ-は88香の初期ナンバ-、聞けばワ…

天平の甍・太宰府督府楼の複弁八弁蓮華文の軒丸瓦

天平の甍・太宰府督府楼の複弁八弁蓮華文の軒丸瓦 30数年前、テストパイロットは朝鮮式山城の調査団の一行に随行し、太宰府を訪れた。この複弁八弁蓮華文の軒丸瓦は、対応してくれた教育委員会の職員からいただいたものである。 むろんレプリカである。実…

うどんの本場高松で信州蕎麦

讃岐高松で、信州蕎麦を食す。 テストパイロットは忙しい。 徹夜の宿直から続いての勤務は、50うん歳のテストパイロットにとって体にこたえる。徹夜明けで高松に出張、仕事を無事すませ、気が付くと早お昼時・・・ 昼飯を食べなければとなり、なじみの讃岐…

「李朝青磁の水差し」か・・・

『李朝青磁の水差し?』 5年ほど前に、知り合いの高齢者の方から、「大事にしてやってください」と譲られた水差しである。 わざわざ訪れてくれて、新聞紙の中からこの青磁の水差しが出てきたとき、そのフォルムと淡い翡翠色から、李朝青磁か・・・と思わず…

Z400GP・ザッパ-カワサキ

名車メグロと泣く泣くわかれを告げて乗っていたのが、メグロの血筋を引くザッパ-カワサキこと、Z400GPである。 もっとも、この単車は、テストパイロットの弟の所有であった。乗らなくなったものを納屋の片隅に置いていた。テストパイロットは、メグロ…

まぼろしの『お言葉ですが・・・第11巻』 高島俊男

1995年の春、週刊「文春」の辛口コラムで多くの読者を持っていた中学文学専攻の高島俊男さんの本である。2006年夏、突然文藝春秋から掲載中止の通告を受けて10年続いたコラムは他の人に変わってしまった。高島さん自身も、あとがきに、「なんでや…

ソバ猪口

「ソバ猪口」とよばれる、伊万里焼の古い器である。 大学を卒業してしばらくのこと、知り合いのお婆さんから頂いたものである。 呉須(ゴス)で描かれた素朴な鳥の表情がなんともあいらしい。 古道具の世界では、蕎麦の汁を入れたことからソバ猪口とよばれ…

「八日めの蝉」ロケ情報、いち早くお知らせします。

「八日めの蝉」小豆島ロケ情報、いち早くお知らせ! 9日まで小豆島で「八日目の蝉」のロケが行われています。いち早く、ブログを覗いてくれています皆様に、最新情報をお届けします。 まずはテストパイロットが朝に夕に愛犬「テツ」を連れて散策しているエ…

尾崎放哉、「放哉は滅せず 松青々」

http://www2.netwave.or.jp/~hosai/image/profile/sumahosai.jpg 小豆島で「やまじ」と呼ばれる北西の風が吹き荒れた寒い一日であった。 今から80数年前の大正15年4月7日払暁、テストパイロットの近所にある島四国八十八カ所第五十八番札所西光寺奥の…

八日目の蝉・見ました。

八日目の蝉、今見たところです。でも昔気質のテストパイロットには難解でありますが、小豆島でロケをしたので、これからも見ます・・・

斑唐津の壺

今から20年ほど前、骨董品の買い出し人からあがなったものである。「旧家から買い出したばかり、三万円で買ってきたから、三万五千円で買ってくれないか」・ 「もし斑唐津の本物ならば、三百万円の値札がつきますよ」 という殺し文句に、テストパイロット…

放哉終の棲家・南郷庵の桜

尾崎放哉終焉の地、南郷庵の桜が満開となりました。もっとも、この桜は20年ほど前に植えられたものです。 4月7日は、放哉入滅の日です。その頃の小豆島は今と違って寒かったため、放哉は満開の桜のを見ることはなかったでしょう・・・ 放哉が待ちわびた…

備前焼は高くない。

春と秋、備前焼の故郷、岡山県伊部では「備前焼祭り」というのが開催される。テストパイロットは、友人から行かないかと誘われる。理由は、値切り役と目利き(あまり目は利かないが)、安月給のテストパイロットは、小遣いが乏しいので、もっぱら予算は30…

小豆島の心優しい風習

小豆島の墓地には、島のピラミッドとよばれる無縁となった墓石を積み重ねて造ったドルメンが必ずあります。「島のピラミッド」の名付け親は、昭和42年に尾崎放哉終焉の地である南郷庵を訪れた文藝評論家の「本多秋五 (ほんだしゅうご)」であると尾崎放…

小豆島の桜は八分咲き・・・

朝のテレビで京都の桜が見頃だということで、新年度を迎え夜討ち朝駆けで仕事をしているテストパイロットはスク-タ-に乗って、とっておきの桜の名所へ行きましたが、まだ開花してなく、残念ながらいまいちでした。 桜が満開になると、桜のピンクと瀬戸内…