春の叙勲・・・かくあらねばと感服した。

 朝、四国新聞(テストパイロットは地域に密着した新聞を読んでいる)を読んでいると、香川県在住の「春の叙勲授賞者」として、40年間にわたって精神障害者の人と向き合っていた人、マッサ-ジ、鍼灸に尽力した人、美容師として生活衛生に功労があった人などが、授賞者代表として顔写真入りでコメントを寄せていた。
 その中で、県内在住者として最高位の瑞宝中授章は、地方自治功労の元香川県健康福祉部長、出納長を歴任した70歳の人であった。
 「県民本意の県政に奔走」したのが認められたと書かれ、 「県政は県民との信頼関係、県民の目線に立った対応に奔走した」、「県民のための県政であることを肝に銘じて仕事をして欲しい」、と書かれていた。
 香川県庁の職員として、立派な人である、とテストパイロットは思う・・・この叙勲の報を聞いて、豊島の60万㌧とも100万㌧ともいわれる産業廃棄物不法投棄で苦しんだ豊島の住民の皆さんは、さぞかし感涙にむせんでいるであろう。
 ともかく、県民の目線に立って対応に奔走した県庁職員のOBが叙勲の栄誉によくしたのは、めでたい、公務員たる者かくあらねば、とテストパイロットは思っている・・・