肥土山農村歌舞伎舞台となつかしの杉村春子さん

肥土山農村歌舞伎舞台となつかしの杉村春子さん

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 1995年2月、劇団文学座による「絹布の法被」という公演を小豆島で催した際、主演の杉村春子さんら出演者の方々を肥土山の農村歌舞伎舞台へ案内したことがあった。杉村さんは、「こんな舞台でお芝居が出来たら、役者冥利につきるわねぇー」と言ってくれました。

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 20年前のテストパイロットは、髪は黒々としていました。この時、杉村春子さんにテストパイロットから貴い教えを受けました。それは、文学座の一行が小豆島の港に着いたとき、テストパイロットは、出迎えのマイクロバスとは別に、杉村さんのために車(トヨタカローラ)を用意したのです。すると杉村さんから、「テストパイロットさん、どうして私だけ別扱いにするのですか、劇団の皆さんと同じマイクロでまいります」と言われました。
 また、芝居がはじまる前、大道具、小道具などの裏方さんはもとより役者さん一人ひとりに、「今日はよろしくお願いします」と頭を下げて回っていました。
 どの分野でも、第一人者とよばれる人は、実力に裏打ちされた謙虚さが備わっている。だからこそ第一人者なのだと思いました。
 
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