樹齢1500年以上の巨木、「宝生院のシンパク」

樹齢1500年以上の巨木、「宝生院のシンパク」
 
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 以前にも紹介したが、テストパイロットの家から歩いて20分ほどのところに、日本最大のシンパクの老樹がある。
 20年ほど前、台風でこのシンパクの枝が折れたことがあったので、テストパイロットは見に行った。
 シンパクは、何事もなく立っていた。
 
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   大正11年10月12日、内務省より国の特別天然記念物に指定されたこのシンパクの老樹は、別名「イブキ」、雌雄異株で、鱗状葉で雄株である。
 
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 昔は、夏になると村人が涼しさを求めて、このシンパクの根元で昼寝をしていたとのことである。心ない人のために、今は立ち入り禁止になっているが、触ってみたと思うのはテストパイロットだけではないであろう。
 
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 応神天皇お手植えと伝えられているこのシンパクの老樹は、近寄りがたい「神気」を放ちながら、今も小豆島の営みを眺め続けている。
 このシンパクは、800年前の屋島源平合戦の時に、すでに樹齢700年の巨木であったのである・・・
 土庄港から車で10分足らずのところ、寒霞渓へ行く途中にあるが、訪れる観光客はほとんどいない。
 小豆島を訪れる人に、ぜひ見て欲しい老樹である。
 シンパクは挿し木ができるということなので、今度新芽をもらって庭に植えてみようと思っている。(文化財法違反か・・・)