花をもとめて小豆島一周 スモモの白い花が満開!!

花をもとめて小豆島一周 スモモの白い花が満開!!
 
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 小豆島きっての桜の名所である城山の桜は七分咲き(今日12日には満開か)でしたが、スモモの白い花は満開でした。
 
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スモモの老木 
 
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 春には真っ白い花を咲かせ、5月頃より実をつけ始め、次第に大きく成長し、6月中旬頃には真っ赤なかわいらしい実がなります。
 世話をしている人に聞くと、例年だと3月末には花が散ってしまいますが、今年は開花が遅く、今が満開とのことでした。
 
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上記二枚の写真は、ブログ『オクムラユッコの徒然なるままに』より写真をお借りしました。
 
 このスモモは、昭和9年に植物学者八代田貫一郎先生が小豆島へアメリカからのメスレー種のスモモを持ち帰り、藤本幸太郎氏に作らせたことから、島ではレッドスターの商標で売り出していますが、『こうたろうもも』とも呼ばれ親しまれています。
 
              八代田貫一郎 やしろだ-かんいちろう
                1901-1979 大正-昭和時代の植物学者。
  明治34年7月13日生まれ。大正13年渡英、イギリス王立キュー植物園でまなび,郷里の香川県土庄(とのしょう)町に植物馴化(じゅんか)園をひらき、世界各国から植物のタネや苗を求め、
小豆島の気候環境に植物が、どのように馴れるかを研究し、日本の園芸,植物に関するおおくの論文を発表。アメリカから導入したスモモは小豆島特産のレッド・スターとして知られる。昭和54年5月16日死去。77歳。
 イギリス王立キュー植物園での八代田は人種差別に苦しみ、研究員とは名ばかりの雑役夫同様に扱われながらも研究に励み、数多くの日本の植物をキュー植物園に招来している。
  
 
 白い清楚な花から艶やかな紅玉の実がなるのですから、不思議なものです。小ぶりで糖度が高く、あま~いのが特徴の小豆島のスモモです。