2012-04-17 春爛漫、昼下がりの瀬戸内海!! 小豆島 #登山 春爛漫、昼下がりの瀬戸内海!! 春霞に煙る海と霞に浮かぶ備讃瀬戸の島々 15日の日曜日、午前中タケノコを掘り、昼からいつもの寒霞渓四方指へと車を走らせた。 八百年前の源平の古戦場である讃岐屋島、鬼ヶ島伝説の女木島、小説『小島の春』の舞台となったハンセン病の人たちがいる大島などが、その歴史を内に秘め、春の霞漂う備讃瀬戸の海に浮かんでいた。 ここは、四方指という名前の通り、四方が見渡せ、冬場の天気がいいと北西の方に伯耆大山の雪の頂を遠望できる。 めったに見えない四国の山並み、今日は薄墨に霞みながら遠望できた・・・ 北東に目を転じると兵庫県赤穂市が見える。 播磨灘に浮かぶ採石の島である家島群島・・・ 800年前、源義経との一ノ谷の合戦に大敗した平家一門と安徳天皇は、須磨の浦から船に乗って播磨灘に、家島群島を経て讃岐屋島に引き退いた・・・ 南東に目を転じると淡路島と渦潮の鳴門海峡、大橋がかすかに見える。 眼下に集落と港、小豆島の山がどのくらい傾斜面か、わかると思います。 標高817メートルの寒霞渓の桜は、いまだ蕾であった。