早朝の瀬戸内の空と海は秋の気配ですが・・・

　花寿波島から見た瀬戸内海の朝陽

　毎日３５度以上の猛暑日が続いていますが、早朝の瀬戸内の空と海には秋の気配が漂っています。暑くならないでと昇る朝日にお願いをしましたが、やはり日中は３６度と酷暑でした。

この島は花寿波島といって香川県指定自然記念物です。

花寿波島は、別名「夫婦島」とよばれています。

　夫婦島の小さい島の頂上に大きな松の木が、岩場に自生しています。人から水を掛けてもらうこともなく、台風の潮風にさらされるという劣悪な環境にも負けないで精一杯枝を伸ばしている。これが人ならば、ましてテストパイロットだったら、なんでこんなところに生まれて来たのか・・・と不満たらたらです。

　自分に与えられた環境のもと、精一杯生きる。島の松の木は、テストパイロットに、そう語りかけたように思いました。

　「不遇と思うのは、他人との比較の問題」という言葉をかみしめたテストパイロットでした。

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