老色、日に面に上り 歓情、日に心を去る

老色、日に面に上り 歓情、日に心を去る
 
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 備讃瀬戸の夕暮れ、
 
小豊島、アハラ島、男木島、女木島、そして崇徳上皇崩御の讃岐白峰を望む・・・               
 
               白楽天『東城に春を尋ぬ』
 
                 老色、日に面に上り 
                 歓情、日に心を去る
                 今、既に昔に如かず
                 後、当に今に如かざるべし
                 今なお未だ甚しくは衰えず
                 事毎に力任うべし
                 花時なおよく吟ず
                 ただ恐る、かくの如きの興も
                 また日に随って消沈せんことを
                 東城の春、老いんと欲す
                 勉強して一たび来尋す


 怠け者根性、おっくうさは年をとるにつれて、いよいよ強くなっている。そう自覚するからこそ、わずかに残っている勉強心をふるい立たせているテストパイロットなのだが・・・
 
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