今日は、気温１８度です。小豆島に春が来ました！！
今日は、なんと気温１８度です。
小豆島に、春が来ました！！
昨日、今日と気温がぐんぐん上がって１８度、久しぶりに「謎のオリーブ号」をオープンにして寒霞渓へ行く途中にある蛙子池へ行きました。
江戸時代の初め、水不足を解消するために時の庄屋であった大田伊左衛門典徳が天和３年（1683年）、倉敷代官所にため池の築造を嘆願した。池は、銚子渓の上の台地にあり、工事は難航を極め、人夫は次々に脱落し、人夫集めのため等、典徳は資金作りに私財をすべて費やし、その苦労の末に貞享３年（1686年）に完成し、現在でも農地200ha余の農地の灌漑に使用されている。
今から３３０年前、水不足に苦しむ小豆島の人々のために、時の庄屋であった大田典徳という人は、田んぼや畑、家屋敷まで売り払いこのため池を造ったとのことです。小豆島の生活での水不足は大変なものであり、最初、このため池造りに協力していた村人も山間部のため池という難工事のためその多くが脱落、反対運動までおきたとのことです。大田典徳さんは、田畑を売り払い人夫の資金を捻出、池造りを続けました。ついに最後は家屋敷、酒造りの株も手放し、無一文になっても池造りを行いました。その後３３０年の間に改築、改修を重ね小豆島の発展を支える重要な水源となっています。
この蛙子池に来る度に、大田典徳という人は、本当の偉人だったのだなぁ－と思います。島の子どもたちに、この大田典徳さんの偉業を知って欲しいと思うのですが・・・
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