小豆島エンジェルロードに刻まれた浸食のシワシワ!! いつか来るぞ、海面上昇・・・

小豆島エンジェルロードに刻まれた浸食のシワシワ!!
いつか来るぞ、海面上昇・・・

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いつものぼる朝日を撮しているエンジェルロードの入り口にある場所

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エンジェルロードの入り口に「弁天島」とよばれる小島があります。

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弁天島はシワシワの花崗岩の島です。

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島の頂上近くまで、このようなシワが残っています。

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小学生の頃より、弁天島はなんでシワシワなのかなぁー、と思っていました。

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 小豆島の属島である豊島には、瀬戸内海最古の貝塚があります。9000年前の大和シジミ貝塚で、礼田崎という岬の先端にあり、海面から15メートルの高さに縄文時代貝塚があります。その頃の瀬戸内海は淡水で、海水面は今より15メートルほど高く、海水が流れ込むのと海面が低下して現在の瀬戸内海の姿となったのは7000年前と言われています。このエンジェルロードの浸食の跡は、打ち寄せる波が作ったと思われます。

 10年前の平成16年8月30日深夜、台風の接近とともに午前0時の満潮時が重なり、夜半から一気に潮位が上昇し、海水が防波堤を超えて海岸沿いの家屋だけでなく町の中心部まで海水が流入した。テストパイロットの家の前の国道439号線は水没、町民の家屋だけでなく公民館や役場など公共施設は床上浸水、自動車の多くが水没、海水が引いた後に六千枚以上の海水に浸った畳をはじめとして投棄された家財道具、電気製品は膨大な量となった。
 テストパイロットの両親の家は、後1センチで床が浸かるギリギリの床下浸水、町内でつながれたままおぼれ死ぬという犬が何匹もいたとのことであったが、外につないでいたテツは、体は水の中、かろうじて首を伸ばして息をするという九死に一生を得たのであった。
 1.3メートル潮位が上昇したことにより高松市だけでも床上浸水3,810戸、床下浸水11,751戸という大被害を受けたのである。15メートルも今より潮位が上がったらどうなるのか、小豆島沈没です・・・
 エンジェルロードに来たら、入り口にあるこの浸食のシワシワも見て欲しいものです。

「災害は、忘れた頃にやってくる」

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