お久しぶりです、タンノイのオートグラフさん(笑み)
お久しぶりです、タンノイのオートグラフさん(笑み)
家庭用のスピーカーの最高峰と謳われた名器タンノイのオートグラフ
いい音楽にいいコーヒーがキャッチフレーズのコーヒーサロン「皇帝」、二階のフロア全面ですから、中は広いです。一階には定番の讃岐うどんのお店もあります。
今から40数年前の大学時代、テストパイロットは、小田急向ヶ丘遊園駅の駅前ビルの中にあった第一家庭電器という家電販売の店のステレオコーナーで、デンオン(デノン)のターン・テーブル、トーン・アーム、カートリッジなどを売るアルバイトをしていた。
その頃、ステキチという言葉があったように、大学生の間でステレオが流行していた。四畳半の下宿にプレーヤー、アンプ、スピーカーを据えて歌謡曲からジャズ、クラシックなどを、薄っぺらい壁を気にしながら聴いていたものである。LPレコードをかけるプレーヤーも既製品ではなく、積層材の本体にターンテーブル、トーアームを別注で組み合わせる高価でマニアックなものがよく売れていた。
ステキチのテストパイロットがあこがれていたものの一つが、スピーカーではイギリスのタンノイのオートグラフであった。
あの頃は、いつか、僕もこんなスピーカーの置ける家に住みたいなぁー、と思いながら40数年の年月が流れた・・・