江戸時代、日本一と謳われた塩田王 備前児島の野崎家旧宅に行きました-その②
江戸時代、日本一と謳われた塩田王
備前児島の野崎家旧宅に行きました-その②
ふすまが一枚二枚三枚、いったい何枚あるのか・・・
野崎家の水琴窟です。
表書院の縁先の手水場の水琴窟は、水滴音を地中に埋めた「甕 -かめ-」に共鳴させてその音を楽しむ、日本庭園文化における最高技法のひとつとされてきました。約400年前小堀遠州が提案した排水装置を起源とするとされ、江戸時代、風流人の音遊びとして町家の庭に設置されてきました。
野崎家本邸には、観曙亭、容膝亭、臨池亭の三つの茶室があります。 観曙亭は庭の築山にある二畳台目の茶室で、ここで月見の茶会を催したという記録があります。
裏千家の名茶室「又隠」を模した容膝亭です。
茶室の雨樋も竹で忠実に真似られています。
第三の茶室である臨池亭です。
野崎家の土蔵群です。こちらから内蔵、大蔵、書類蔵、新蔵、岡蔵などが立ち並んでいます。