東風吹かば匂い起こせよ梅の花  主なしとて春な忘れそ

東風吹かば匂い起こせよ梅の花 
主なしとて春な忘れそ

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陋屋の玄関にかけている太宰府督府楼の軒丸瓦(復元品)

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庭の梅の木

   昭和53年3月、中世の山城である寒霞渓の星ケ城や皇踏山の調査のため、太宰府の真北の標高約410㍍の四王寺山の頂上に築かれた古代朝鮮式山城である大野城の視察に赴いたとき、太宰府市教育委員会より頂いた太宰府督府楼の軒丸瓦のレプリカである。出土したときと同じように泥も付けている精巧な復元品である。陋屋の玄関に掛けている。梅が咲く頃になると、この軒丸瓦をながめては40年前訪れた菅原道真縁の太宰府での視察を思い出す。

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