小豆島を終焉の地とした尾崎放放と
種田山頭火の句碑。場所は放哉を庇護し、
奥の院である「南郷庵」の庵主として遇した西光寺の境内に建てられている。(井泉水絵入り)放哉・
山頭火の句碑西光寺銀杏の樹の下に建つ
咳をしても一人 放哉
その松の木のゆふ風ふきだした
山頭火
放哉の「咳をしても一人」の句は大正十四年十二月頃南郷庵で作句したもの。
山頭火は昭和3年7月と昭和14年10月に来島し、放哉の墓に参拝しているが、、この句は昭和14年に南郷庵で「放哉坊よ」と題して作句したものである。
樹齢350年以上の大銀杏、放哉もこの石畳を歩いて本堂にあがり、何を祈念したのであろうか・・・