弥生式土器・・・実は「ハゼ壺」
弥生式土器か・・・実は海揚がりの「ハゼ壺」
見慣れなければ、弥生式土器かと思われても無理はないフォルム、実は漁具の「ハゼ壺」である。真ん中の穴は縄を付けるものである。蛸壺の仲間である。
無論、今のものではなく、江戸時代のものである。
テストパイロットが子どもの頃(昭和30年代)は、このハゼ壺は波止場にゴロゴロとしていました。今は、見ることはできませんが・・・
テストパイロットは、知り合いの底引き網の漁師に頼んで、海から揚がったハゼ壺を、日本酒と交換していました。一時は10個ぐらい持っていましたが、欲しいという友人にやったため、もう2個しか手元に残ってはいませんが、たまに竹の落としを入れて花を生けています。素朴な肌合いと小さなフジツボがアクセントとなり、これはこれなりに楽しめまする
この間、倉敷の骨董店で、ハゼ壺がショ-ウインドウにうやうやしく飾られ、金三万円也の値札が付けられていたのには驚きました・・・