上海最後の夜は豫園で送別の宴

 上海最後の夜9月20日は、豫園で送別の宴
 
 豫園は、旧上海城(南市)とよばれ、租界時代の上海においても中国人だけが住む地域で、中心に豫園がある。豫園の「豫」は「愉」に通じ、すなわち「楽しい園」という意味。豫園は外灘と並ぶ上海2大観光スポットのうちの一つであり、上海に来た観光客が必ず訪れる場所です。
 テストパイロットも27年前に訪れ、龍の瓦の塀や奇岩怪石、特に太湖石をこれでもかと使った庭と池を見て、「やっぱりこってりした中華料理や・・・」゛と、民族の違いを感じたものであった。
 
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 宿泊していた魯迅公園前のスワンホテルからだいふ距離があります。「南市」とよばれるのがわかるかと思います。
 
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 マイクロバスから降りて、清朝の雰囲気ただよう豫園へ
 
 
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27年前と同じ街並みでも、高層ビルがせまっています。
 
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ここが送別の宴の会場である「緑波廊」
 
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緑波廊の入り口に、うやうやしく掲げられていた看板。
  テストパイロットは知らなかったが、緑波廊はなかなか予約のとれない全国十佳酒家で、あのエリザベス女王アメリカのクリントン元大統領、日本の歴代首相も、訪れた事があるという名店でした。
 
 
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 案内された席は、池に面した二階の窓際であった。煙草が吸えないのが、テストパイロットにはつらかったが・・・雰囲気は最高でした。
 
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 どれもおいしかったが、上海名物川海老の塩茹(水晶海老)では美味でした。
 
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  9月ということで、名物の上海蟹ではなく、ワタリガニの身と卵を豆腐を煮込んだ「蟹粉白玉」は、とろりとした濃厚な味であった。次に上海に来るときには、11月に来てぜひ上海蟹を食べようと思った。
 
 
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 頃合いをみて、上海名物の小龍包が出てきた。熱々で、気をつけなければ、中のス-プで口の中を火傷する。本場の小龍包は、皮はモチモチ、中から熱いス-プが飛び出してくる。
 緑波廊と広場をへだてて九曲橋のたもとに小龍包で有名な南翔饅頭店がある。
 「饅頭店」といっても、日本でいうところのマンジュウを売っているわけではなく、小龍包店である。持ち帰り用16個で8元(約120円)とのこと。しかし、最低30分は待たなければならないという繁盛店である・・・あの何かと曰わくつきの六本木ヒルズや関西では心斎橋にも南翔饅頭店の出店があるとのこと。
 今度来るときは、緑波廊は無理なので、南翔饅頭店の小龍包で昼食代わりにして、一日ゆっくりと豫園を探訪したい。