伊万里焼き三段重ね重箱

伊万里焼き三段重ね重箱
 
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 年に一度、師走も押し詰まると押入れの中から取り出されるのが、この伊万里焼きの重箱である。
 と言っても、今まで使ったことがない。
 眺めるだけである。
 
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  祖父母が使っていた重箱であるが、無傷である。年に一度、正月のおせち料理を入れたのであろうが、大切に使ったものらしく、当たりやカケもなく無傷である。
 今年こそは使おうと思うのだが、容量が少ないのと酒を飲んで粗相をしてしまってもと思い、毎年プラスチックの重箱におせち料理を入れている。
 貧しい漁師の老夫婦であった祖父母は、゛この伊万里焼きの重箱に、どんなおせち料理を入れていたのであろうか・・・
 
 
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 プリント貼り付けの雑器であるが、大切に祖父母から伝えられたこの器を、子どもに伝えたいと思っている。