続・東京電力の社長、今いずこ・・・

 
  東北大地震から10日過ぎてはじめて東京電力の副社長が現地入りし、お詫びの会見をテレビでしていた。10日も過ぎて・・・
 さらに、東京電力福島第一原子力発電所の事故をめぐり、福島県佐藤雄平知事は22日午前の県災害対策本部会議で、東電から清水正孝社長による謝罪訪問の申し入れがあったが、断ったことを明らかにした。
 佐藤知事は「おわびに伺いたいと面会の申し入れがあったが、県民の不安、怒り、憤りは極限に達している。おわびを受ける状況にないので断った」と説明した。その上で、東電側に「社長以下、死力を尽くして一刻も早く事態の収拾にあたるべきだ」と伝えたことを明かした。
 また、海江田経産相が東京ハイパーレスキュー隊に対して、「速やかに行わなけれは処分する」という暴言にたいして、「私の発言が消防員の方が不愉快と感じたのならば陳謝する」と記者会見していた。
 いくら何でも、これはひどい
 地震津波で亡くなった人々をはじめとして、襲い来る津波の恐怖に耐えながら最期まで防災無線のマイクを握り続け、「津波が来ます。逃げてください。逃げてください」と放送した役場の職員、避難誘導していて殉職した40数名の警察官、消防団、それらの人たちの無念の思いを、東京電力の社長、海江田経産相、どう思っているのか。
 
「日本の指導者はぼんくらだが、国民は世界一優秀である」