ショウドシマレンギョウ、元気です・・・

 ショウドシマレンギョウ、元気ですが、色々と思い出す事ども・・・ヤカタマイマイ
 
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 玄関脇のレットブック掲載の絶滅危惧種の「ショウドシマレンギョウ」、元気で新芽をぐんぐん伸ばしています。
 日本三大渓谷の一つ、小豆島の寒霞渓に自生しているショウドシマレンギョウの自生している場所に、「ヤカタマイマイ」という、これも小豆島寒霞渓にしかいない絶滅危惧種のカタツムリ(マイマイ)が生息しています。
 
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 この小豆島だけに生息している貴重種の絶滅危惧種ヤハタマイマイについて、悲しい物語があります。
 
 高校生のころ、理科の先生からこのヤハタマイマイについて、このような話を聞きました。
 ヤハタマイマイは、戦前島の中学生(旧制)だったH君が寒霞渓で手のひら大のカタツムリを捕獲した。H君は自分が通っている中学校の理科の先生だったヤカタ先生に見せたところ、ヤカタ先生は新種だということでこのカタツムリを、自分の姓をつけて「ヤハタマイマイ」と登録した。せめて、「カンカケイマイマイ」か、「ショウドシママイマイ」と名付けてほしかった・・・と。
 後年、この話は小豆島でよく知られているということを、テストパイロットは知った。
 新種のカタツムリをヤハタ先生に見せたH君は小豆島で開業する歯科医となり、仕事のかたわら植物や貝類の採取に取り組み、微小貝ヒノイデミジンツツガイ(ラテン名Caecum hinoidei)をはじめ数種類の新種を発見しています。