テストパイロットのずっこけ東京物語ー②

テストパイロットのずっこけ東京物語ー②
 
コンイロッカーに鍵がない?
 
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 東京駅に到着したテストパイロットは、頼まれていたことを果たすべく浜松町へと向かい、荷物を預けるためにコインロッカーを探しました。
 駅には必ずあるはずの赤い鍵の付いたコインロッカーは、探せど見当たらない。
そこで駅員さんに聞くと、駅員さんは目と鼻の先に自動販売機のようなものを指さし、
 「Suica・スイカでも現金でもどちらでも使えますよ」と言った。
 スイカ・・・なんやそれ見たこともない。
 とうぜんである。小豆島では使うことがない。使える場所もない。
 駅員さんに現金での使い方を教えてもらって驚いた。
 幾多のドラマに登場した、あの見慣れた赤い鍵ではなく、レシートが鍵の代わりになっていた・・・
 
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 神田神保町にある母校・専修大学へと向かうべく地下鉄に乗ろうとして驚いた。
ホームに塀があったのである。
 電車を待っていた人に、「これは何ですか」とたずねると、「転落防止のためですよ」と笑いながら答えてくれた。
 浦島太郎ではないが、カルチャーショックを受けたテストパイロットでありました。
 
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 テストパイロットの東京での宿泊先は、麹町にある東京グリープラザ、一泊シングル7500円です。
 交通の便も良く、安くていいホテルです。
 隣が日本テレビ、かつてここでズームイン朝の街頭収録をしていました。 
 
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麹町5番出口を出ると「う」という一文字だけの看板を掲げたお店があります。
 
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 「う」という看板がなければ普通の民家ですが、ここが内田百閒、高橋義孝阿川弘之先生らなど、あまたの小説家、芸術家ご推薦の鰻の名店「秋本」です。
 一度ここで名代の鰻の蒲焼きを食べてみたいと思っているのですが、テストパイロットのような田舎者には、いささか敷居が高いお店です・・・
 いつの日か、このお店の客にふさわしい男になろう、と思っているテストパイロットです。