400年の時空を超えて、小豆島と雲仙市南串山町ー①

400年の時空を超えて、小豆島と雲仙市南串山町ー①
 
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 寛永14年10月(1637年)に勃発した天草の乱によって荒廃田した島原半島に小豆島の人々が移住をしている。
 1月19日(木)、島原半島の中でもテストパイロットが住んでいる小豆島土庄町の人々が数多く移住している長崎県雲仙市南串山町へと向かった。
 
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 土庄港から午前8時のフェリーで岡山港、タクシーで岡山駅、新幹線のぞみ5号で博多駅、特急かもめ21号で諫早駅に降り立つと午後1時30分であった。
 雲仙市文化財保護委員のSさんが出迎えてくれ、Sさんの車で南串山町へと向かいました
 
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 雨が落ちてきました。南串山町はジャガイモが特産、石垣の見事な棚畑が至る所にひろがっています。
 
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 その棚畑と正対するように崖っぷちに江戸時代に小豆島から移住してきた人々のお墓があります。
 
 
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お墓の側面に「小豆島産又左衛門」 と彫り込まれています。
 
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 小豆島から島原半島の南串山に移住して来た又左衛門さんは宝永3年(1706年)11月28日に亡くなっています。
 
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このお墓は「小豆島産庄三郎」と刻まれています。
 
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 庄三郎さんのお墓は、石碑の上に花弁の台座が乗り、その上に首のない緩やかなケープをまとったような像が乗っています。また玉を抱いています。このようなお墓、はじめて見ました・・・
 テストパイロットは、キリシタン大名高山右近が小豆島に隠れ住んだのを思い出しました。
 
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 19日は小浜温泉国民宿舎「望洋荘」に宿泊しました。左手に見える温泉掛け流しの大浴場は立派で、入浴だけの地元の人で賑わっていました。
 清く正しいテストパイロットは、雲仙市文化財保護委員のSさんが設けてくれた地元の人たちとの懇親会が終わると、ホトホトと出歩かず大人しくしていました。