東の野に炎の立つ見えてかへり見すれば月傾きぬ

東の野に炎の立つ見えてかへり見すれば月傾きぬ
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「ひむかしののにかぎろひのたつみえて、かへりみすればつきかたぶきぬ」
                                     柿本人麻呂 万葉集
 エンジェルロードから東の方小豆島三都半島を見ると朝陽の光がさしはじめている。頭をめぐらして西の方を見ると有明の月が沈んで行こうとしている。
 
 
 ぐんぐん昇る爽快な朝日をながめているのもいいが、明け方の、もう少しすれば月が沈み、朝日が昇ってくる、そのほんのわずかな時間、テストパイロットは好きである。
 
 
 テストパイロットは、善と悪、絶対と相対、有と無、正統と異端・・・物事をいつも二元論的で対立しているようにとらえてしまいます。
 昇る朝陽と有明の月は、テストパイロットに何かを問いかけているように思うのです・・・