嗚呼、野ざらしの名車ミゼット・・・

嗚呼、野ざらしの名車ミゼット・・・
 
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 母親をディサービスの施設に連れて行く途中、昔懐かしいダイハツ・ミゼットと出会いました!! 
 
ミゼット(midget) は、英語で「小さい人」「極小型の(もの)」の意味
全長 2,565mm 全巾 1,265mm 全高1,290mm
エンジン形式 強制空冷2サイクル総排気量 199cc  最高出力11PS 
最高速度80km/h 乗車定員2人 最大積載量100kg  燃費率30km/リットル
 
 
 休みになってもテストパイロットは忙しい。6時半起床、テツの散歩、認知の母親へ朝食を持っていき、7キロ離れた病院へ診察の順番をとりに行き、8時30分に受付をすますと帰って来て母親を乗せてまた病院へ、診察がすむとディサービスへ連れて行く・・・今日は昼から知人の親が亡くなったので葬式に出て、それから母親の診察代金の支払いと薬をとりにまた病院へ・・・
 
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ざらしのミゼット・・・哀れ!! 

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 1959年10月新発売。特徴はノーズ部分と一体化されたキャビンでありDK型と比べてスタイリッシュとなった。ハンドルをDK型のバーハンドルから丸ハンドルへと変更され更に運転がし易くなった。車体寸法は全長2970mm、全幅1295mm、全高1455mmと全長と全幅がサイズアップされている。また全車2人乗車可能。エンジンは従来のZA型に加え、305ccに排気量アップされ最高出力も12馬力にパワーアップとなったZD型エンジンが追加された。ラインナップはZA型エンジン搭載のII型とZD型エンジン搭載のIII型を用意。1960年に全長を20cm伸ばし荷台のサイズを大きくしたMP4型を新発売。1961年にはパキスタンでノックダウンによる現地生産が開始された。1962年には更に荷台を10cm伸ばし積載量を350kgへと変更、混合燃料から分離給油に改良されたMP5型を発売。軽自動車の分野でも市場の主流は、3輪のミゼットから4輪のハイゼットに移行し、1972年に生産が中止された。ダイハツでは最後のオート三輪となった。製造終了までに累計33万6534台が生産。約半分が東南アジア方面に輸出された。
 
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 日本の高度経済成長を支えたダイハツ・ミゼット。いまでこそ日本は、小豆島の頭のねじの緩いパープリンでさえオープンカーに乗れるような国になりましたが、昭和30年代、この小さな車が日本の経済を支えていたのです。
 海辺の空き地で朽ち果てようとしているミゼット・・・もし、これが人ならば、と思うと、
なんともやるせない気持ちになりました。と同時に、年老いた両親が世話になっている介護保険制度、ありがたいものだと思いました。
 
 
 
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