プロフェッショナルとは!!

プロフェッショナルとは!!
 
 朝起きると、『熟年設計者のたわ言』というブログを覗く。ブロガーの名前は直さんという。2009年9月5日、娘にブログを開設してもらってはじめてコメントをもらったのが、橙をくれた浜ちゃん、その次が直さんであった。無論、本名も知らないし、どのような人なのかも知らない。ブログの記事の内容からうかがえるのは、神奈川県の二宮に住んでいる60歳代の元設計者だということぐらいである。
直さんのブログは、達意の文章で書かれており、いつもなるほどと思ってしまう。たぶん、その道では有名な人だったのではないかと思っている。
2月11日のブログ、講演会「博物館で標本にかかわる達人たち」というのを読んで考えさせられた・・・
 
講演会で聞いた言葉
 
③ 東京大学総合研究博物館 遠藤 秀紀さんのお話より
獣医学を学ぶ学生たちに、動物の解剖などを教えているそうです。
どこの博物館も同様だそうですが、大体交通事故にあった動物とか、野山で朽ち果てた動物が持ち込まれるそうですが、これ一體とも無駄にしないと決意でいるそうです。
ですが、学生の中には腐った動物の解剖などはやりたくないと言う者がいるのだそうです。そこで「消防士は火事を選ばない、どんな火事でも直ちに駆け付ける、プロとはそういうものだ、プロが良い火事だとか、くみしやすい火事だから出かけるとしたらそれはプロではない」と言っているそうです。
確かにスゴイ技術者だな~~~と思える人は決して仕事の選り好みをしなかったことを思い出しました。
そんなこんなで楽しい講演会でした。 
 
 
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経済学者で社会思想史家の内田義彦先生
 
大学時代、恩師内田義彦先生から教わった、「ダス・ヴェルク・ロープト・デン・マイスター」 --作品がそれを造った人(マイスター・匠、親方) をほめている。世間で、誰があなたのことをなんと言おうと、あなたのした仕事があなたをほめている。逆に世間の評判を気にして流行に流されたり、利得に目がくらんで、いいかげんな仕事をしたならば、自分の仕事から軽蔑される。人が仕事をただすのではなく、身についた仕事があなたの言動をチェックして、ちゃんとたたせてくれる」 という言葉を思い出した。
テストパイロット、お前はプロとして仕事をしてきたのか・・・
 
 
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