『内田義彦の世界 1913~1989』 生命・藝術そして学問

『内田義彦の世界 1913~1989
 
生命・藝術そして学問
 
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 テストパイロットが24年前に岩波書店の『図書』に書いた「本は読むべし 読まれるべからず」が「内田義彦と私」に掲載された。また、22年前に学士会館でしゃべった「自然に対する思考方法への興味」が「内田義彦を語る夕べ」に掲載された。
 
 内田義彦先生は、テストパイロットに、大学を卒業するはなむけの言葉として、「これから君は社会に出て行きます。君が内田の教え子だと言ったとき、ああ、あの内田義彦の教え子か、と笑われないようにがんばります」と言ってくれた。あれから37年間、テストパイロットは、笑われるどころか、今回のように言葉では尽きせぬ恩恵をうけた。逆にテストパイロットは、内田先生の名前に傷をつけることばかりである。
 師の恩は深い。その師恩に少しでも報いるために、がんばらなければならないと思う。