久しぶりに、「謎のおっさん」が姿を見せました!!それにしても、なんと角田光代さんの・・・
久しぶりに、「謎のおっさん」が姿を見せました!!
それにしても、なんと角田光代さんの・・・
20日の夜、土庄中央公民館大ホールにおいて土庄中央図書館開館10周年記念として、あの『八日目の蝉』の作者の角田光代さんを小豆島にお招きして「角田光代さんトークイベント」が開催されましたので、テストパイロットは、なにはともあれトークイベントを聞きにいきました。
テストパイロットは、この頃なりを潜めているものの、有名人好き、イベント好きの「謎のおっさん」があらわれるのではないかと思っていました。風の噂では「謎のおっさん」は、酒の飲み過ぎで町立病院に入院しているとのことですが、テストパイロットは、絶対に来ると思っていましたので、受付で目を光らせていましたが、ついに謎のおっさんはあらわれませんでした。
ロビーでは、図書館所蔵の角田さんの著書を展示していました。
ファンと気さくに話をする角田さん、人柄がうかがえます・・・
教育長の挨拶、どうやら「謎のおっさん」はいないようです・・・
ステージに近寄ってみると、なんと「謎のおっさん」が、角田さんの隣に座り、マイクを持ってしゃべっていました。
やっぱり、有名人大好きの「謎のおっさん」が、こともあろうにステージに上がって、しゃべっていました。
「謎のおっさん」はしぶとく、健在でした。
講演会の内容を、川崎正君がブログ「小豆島で生きる」で詳細に掲載していましたので、転載させて頂きました。
当初は講演会形式を依頼したようですが、
一人では喋れなくて、対談形式ならいいです、との事での開催となったようです。
それでは角田さんの話を箇条書きではありますが紹介します。
一人では喋れなくて、対談形式ならいいです、との事での開催となったようです。
それでは角田さんの話を箇条書きではありますが紹介します。
・いつ小説家を目指したか?
→小学校1年生の時
幼稚園から絵本を読むのが大好きで、小学生になっても本が好きだった。
将来何になりたいか書く事があって、多くの職業を当時は知らないし、
先生や、両親の仕事は嫌だったので、本を書く人になりたいと書いたのが始めである。
当時は、ももちゃんシリーズにのめり込んでました。
・小説の書き方について
→書き下ろしは基本的には書かない。
連載にして、連載が終わったらまとめて修正して本を出すスタイルです。
毎月の締切があったほうが、それに向けて書きやすい。
書き下ろしで3年間の時間があって、2年間は遊んで、
残りの1年間で焦ってやるタイプです。
・マラソンに挑戦していますが、苦しい時を乗り越えるこつはありますか?
→32kmから38kmあたりにかならず苦しいポイントはあります。
ここを歩いて、楽になったらまた走ればいいんです。
ちょっと歩いても誰にも分からない。ちょっとしたズルは分からないんです、
でも、ズル私しか分からない。私には分かるんです!!
これ名言だと思います。結局自分は騙せないんですよね。
角田さんの意志の強さを感じました。
瀬戸内海タートルマラソンの事をおすすめして、
来年には招待選手で来てもらおう!と会場内からも拍手でした。
制限時間の事やUP、DOWNが厳しいこともご存知でした。
・なぜ「八日目の蝉」は小豆島だったのか?
→まずこの小説を書くときに1年間の連載だったので、犯人が逃げまわる話なら
長く話が続けられると思った。
新聞の担当者が逃げる場所を探したらどうですか?とアドバイスをくれた。
その時、たまたま新聞の担当者が小豆島行ったら良かった、という話をしてくれたので、
小豆島と、もう一つの島に行くことを決めた。
小豆島に来て、かんかけタクシーの山本さんに案内をしていただいたのですが、
それが最高に良くて、島に感動しました。
山や、海、観光施設などを案内していただきながら、
季節ごとの伝統行事や、季節の花の情報などを聞きました。
さらに、八十八ヶ所の鎖で登る所なんかも行きました。
ホテルに入ると、波ひとつない穏やかな瀬戸内海に
夕日が沈んでいくのがちょうど見えて、それに感動しました。
山本さんに連れられて島を歩く事でストーリーが生まれてきました。
そして部屋で夕陽を見て、ラストシーンが決まったのです。
その次の日に、もうひとつの小さい島に行ったのですが、
そこでは、行く所々で、島の人に挨拶されました。
そこは逆に逃げられない、すぐにバレてしまう、ということで、
候補にはなりませんでした。(別の小説の舞台としては書きました)
小豆島に行ったのはその時1日でしたが、
小説を書きながら、色んなことを思い出して、
頭の中で小豆島の疑似体験をしていました。
・小豆島のお気に入りの場所は?
→海がいい オリーブビーチ
そこのビーチを見て、あの親子がここで島に住む決意をする事を思いついた。
→船に乗って、土庄港が見えてくると、 もう感動してきます。
しばらく車で行くと電気屋さんにビクター犬がいるんですけど、
それ見るだけで、もうウルウルきちゃうんです。
*ビクター犬と角田さんの写真は 2012年サライ増刊7月号にて
その時以来の小豆島来島だったようです。
・小豆島を舞台にして今後何か書くとしたらどういう物語を書きたいですか?
(これは事前募集に提出した私の質問でした)
→小豆島には色んな思い出がありすぎて、別の小豆島の物語を書くのは難しい。
島の行く先々に思い出のシーンがあって、その場所が好きすぎて、
他のイメージが浮かばない。
しいていえば、今度は大嫌いな小豆島の物語にでもしない限り書くのは難しい。
壇上に上がる質問者を募集してたのですが、
やっぱりちょっと上がって見たかった気もします。
A4いっぱい書いた質問が1つしか採用されなかったのも残念でした。
そんな角田光代さんですが、
本日18:00~18:54
BS朝日 「ザ・インタビュー」という番組に出演されます。
AERA編集長の浜田敬子さんとの対談になっています。
→小学校1年生の時
幼稚園から絵本を読むのが大好きで、小学生になっても本が好きだった。
将来何になりたいか書く事があって、多くの職業を当時は知らないし、
先生や、両親の仕事は嫌だったので、本を書く人になりたいと書いたのが始めである。
当時は、ももちゃんシリーズにのめり込んでました。
・小説の書き方について
→書き下ろしは基本的には書かない。
連載にして、連載が終わったらまとめて修正して本を出すスタイルです。
毎月の締切があったほうが、それに向けて書きやすい。
書き下ろしで3年間の時間があって、2年間は遊んで、
残りの1年間で焦ってやるタイプです。
・マラソンに挑戦していますが、苦しい時を乗り越えるこつはありますか?
→32kmから38kmあたりにかならず苦しいポイントはあります。
ここを歩いて、楽になったらまた走ればいいんです。
ちょっと歩いても誰にも分からない。ちょっとしたズルは分からないんです、
でも、ズル私しか分からない。私には分かるんです!!
これ名言だと思います。結局自分は騙せないんですよね。
角田さんの意志の強さを感じました。
瀬戸内海タートルマラソンの事をおすすめして、
来年には招待選手で来てもらおう!と会場内からも拍手でした。
制限時間の事やUP、DOWNが厳しいこともご存知でした。
・なぜ「八日目の蝉」は小豆島だったのか?
→まずこの小説を書くときに1年間の連載だったので、犯人が逃げまわる話なら
長く話が続けられると思った。
新聞の担当者が逃げる場所を探したらどうですか?とアドバイスをくれた。
その時、たまたま新聞の担当者が小豆島行ったら良かった、という話をしてくれたので、
小豆島と、もう一つの島に行くことを決めた。
小豆島に来て、かんかけタクシーの山本さんに案内をしていただいたのですが、
それが最高に良くて、島に感動しました。
山や、海、観光施設などを案内していただきながら、
季節ごとの伝統行事や、季節の花の情報などを聞きました。
さらに、八十八ヶ所の鎖で登る所なんかも行きました。
ホテルに入ると、波ひとつない穏やかな瀬戸内海に
夕日が沈んでいくのがちょうど見えて、それに感動しました。
山本さんに連れられて島を歩く事でストーリーが生まれてきました。
そして部屋で夕陽を見て、ラストシーンが決まったのです。
その次の日に、もうひとつの小さい島に行ったのですが、
そこでは、行く所々で、島の人に挨拶されました。
そこは逆に逃げられない、すぐにバレてしまう、ということで、
候補にはなりませんでした。(別の小説の舞台としては書きました)
小豆島に行ったのはその時1日でしたが、
小説を書きながら、色んなことを思い出して、
頭の中で小豆島の疑似体験をしていました。
・小豆島のお気に入りの場所は?
→海がいい オリーブビーチ
そこのビーチを見て、あの親子がここで島に住む決意をする事を思いついた。
→船に乗って、土庄港が見えてくると、 もう感動してきます。
しばらく車で行くと電気屋さんにビクター犬がいるんですけど、
それ見るだけで、もうウルウルきちゃうんです。
*ビクター犬と角田さんの写真は 2012年サライ増刊7月号にて
その時以来の小豆島来島だったようです。
・小豆島を舞台にして今後何か書くとしたらどういう物語を書きたいですか?
(これは事前募集に提出した私の質問でした)
→小豆島には色んな思い出がありすぎて、別の小豆島の物語を書くのは難しい。
島の行く先々に思い出のシーンがあって、その場所が好きすぎて、
他のイメージが浮かばない。
しいていえば、今度は大嫌いな小豆島の物語にでもしない限り書くのは難しい。
壇上に上がる質問者を募集してたのですが、
やっぱりちょっと上がって見たかった気もします。
A4いっぱい書いた質問が1つしか採用されなかったのも残念でした。
そんな角田光代さんですが、
本日18:00~18:54
BS朝日 「ザ・インタビュー」という番組に出演されます。
AERA編集長の浜田敬子さんとの対談になっています。
この写真は角田さんからブログ掲載の了解をとっています。
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