#小説

久しぶりに、「謎のおっさん」が姿を見せました!!それにしても、なんと角田光代さんの・・・

久しぶりに、「謎のおっさん」が姿を見せました!! それにしても、なんと角田光代さんの・・・ 20日の夜、土庄中央公民館大ホールにおいて土庄中央図書館開館10周年記念として、あの『八日目の蝉』の作者の角田光代さんを小豆島にお招きして「角田光代…

壺井栄さんの色紙・「桃栗三年柿八年、柚の大馬鹿十八年」

『桃栗三年 柿八年 柚の大馬鹿 十八年 壺井栄』 不朽の名作『二十四の瞳』の作者である壺井栄さんの色紙と石碑である。一般にうたわれているのは、「柚は九年で花ざかり」であるが、茨城県から来ていたお手伝いさんが「柚の大馬鹿 十八年」と口ずさんでいた…

『わたしの中のもう一人のわたし』・渡辺淳一

『わたしの中の、もう一人のわたし』・渡辺淳一 15年程前、小豆島で文藝春秋の講演会を開催したことがある。講師は、小説家の渡辺淳一・林真理子さん。 楽屋で渡辺先生と小豆島についてとりとめのない話をしていた時のこと、テストパイロットは渡辺先生に…

『海も暮れきる』 吉村昭

『海も暮れきる』 吉村昭 小説家の吉村昭が自由律の俳人尾崎放哉が、小豆島の南郷庵の庵守となり、その死をむかえる八ヶ月の間という、地域、日月を限定して昭和55年に描き上げた一冊。 吉村昭の本は『戦艦武蔵』をはじめとして数あるが、この『海も暮れき…