ずっこけテストパイロット、お寺で台湾素食(たいわんそしょく、タイワンスーシー)を味わう!!

ずっこけテストパイロット、お寺で台湾素食
(たいわんそしょく、タイワンスーシー)を味わう!!

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台湾のお寺で食べた素食(スーシー)、日本では精進料理と呼ばれています。

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 11月29日、基隆市にある台湾三十三観音霊場第三番臨済宗霊泉禅寺を訪れると、「ぜひうちの昼ご飯を食べていって下さい」と言われた。

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食堂に案内されると何人かの信者の人が素食を食べていた。

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親切に世話をしてくれた尼さん。

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 前日訪れてお寺の素食を頂いた新北市新店区の第12番霊場「妙祥寺」と同じく、ここもバイキング形式のセルフサービスの食堂です。

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出汁をとったあとの昆布も出されています。

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肉ではありませんよー(残念)

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自家製の臭豆腐、けっこう美味しかったです。

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黍などの入った五穀米、これも素朴な味で美味しかったです。

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雑穀たっぷりのチマキ、何個でも食べて下さいと持ってこられました。

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厨房です。石炭からプロパンガスに変わったそうです。

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食べた食器は各自で洗い場へ

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食べ終えると、信者の方で食堂が満員となっていました。

 台湾素食には大乗仏教道教の全真教などで食べることが禁じられている三厭(天厭:空を飛ぶ鳥・鶏など、地厭:地を這う牛・豚など、水厭:水中の魚介類)および五葷(ネギ、ニラ、ニンニク、ラッキョウ、タマネギ)を一切用いない。肉だけでなく動物由来の油、卵、乳製品も一切使わない。出汁にも肉や魚介類を一切使っていない。昆布とシイタケは出汁だけでなく、食材としても好んで使われる。台湾素食はベジタリアン料理を食べなれない者でも満足出来る味付けと工夫がなされている。とりわけ、モドキ料理の「素鶏」、「素肉」、「素魚」、「素魷魚」などと呼ばれるゆば、「豆干」(豆腐を押し固めたもの)などの豆腐食材、麩などのグルテン、蒟蒻などの食材を用いて肉や魚やイカの食感を巧みに表現している。なかでもグルテン白身に海苔を皮に見立てたウナギ料理は本物と騙されるほど巧みに作られている。これらの料理は福建省上海市周辺など、中国大陸における素食が伝わったものが多いが、台湾素食は洋菓子を乳製品なしで作ったり、和食の刺身風のものを用意し、味付けも台湾料理客家料理などのものを取り入れるなど、台湾の食文化の影響を受けながら独自の発展を見せている点が特徴的である。
                                       ウィキペディア「台湾素食」より参照

 ちなみに、台湾で素食は大人気、人気専門店は超満員でした。次の二軒が台湾の超人気店です。
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 二日続けてお寺の素食をいただきました。信者の方の作る椎茸と昆布の出汁で味付けされた素食は、やさいなどの素材のうまみを引き出しているように思いました。野菜のスープなどは昔懐かしい野菜のうまみをじっくりと味わうことができました。
 信者は、何かあるとお寺に野菜や雑穀などを持って行って、食堂でお坊さんなどとともに素食を味わう。専門店で洗練された高級な素食を味わうのもいいものですが、お寺の食堂の雰囲気と素朴な素食を二度も味わうことが出来たのは得難い経験でした。
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