日本遺産認定で話題の石材の島 岡山県笠岡諸島の北木島へ行きました。その①

日本遺産認定で話題の石材の島
岡山県笠岡諸島北木島へ行きました。その
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笠岡港からフェリーに乗り、石材の島である北木島に向かいました。

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フェリーに乗ること40分ほど、北木島豊浦港に

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笠岡諸島最大の島で、人口は約900人、花崗岩の産出と加工で栄え、岡山県産『北木石』は、香川県産『庵治石』、愛媛県産『大島石』と並び、瀬戸内の三大銘石の産地として称されました。内陸の道路網が未整備だった時代に、船を利用した海運による納期厳守と良質な大材が採れることにより、全国各地だけでなく海外にまでその名を馳せ、かつては、一大産地として君臨していたとも言われています。
その実績としては、徳川幕府が再築した大坂城の石垣、旧日本銀行本店、明治神宮靖国神社などで北木島の石が用いられました。現在では安価な輸入石材に押されて採石は減ったものの、石材加工の技術もあるためその輸入石材の加工が盛んです。

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フェリー発着の豊浦港には採石の跡地があり、迫力のある姿が見られます。

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かつての石切り丁場跡には、雨水がたまり「丁場湖」とよばれています。

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 現在も採石を行っている丁場、切り立つ断崖絶壁は高低差約150メートル。

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  北木島の石の歴史を紹介する北木中学校の一室にある「北木石記念室」に向かいました。

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 突然訪ねて来たうさんくさいテストパイロットを見て、中学校の若い事務員さんは、すぐに校長先生を呼びに行きました(笑い)

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北木島のメインストリート、今夜宿泊する天野屋さんへと向かいました。

 北木島諏訪神社の神主さんによると石材景気にわいていた30年ほど前は、島には出稼ぎの人を含めて7000人ほどいたが、現在は800人ほどまでに激減しているとのことでした。過疎と高齢化のすさまじい進捗にビックリしました。小豆島も人ごとではないと思いました。

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