島の少年剣道大会
小豆島の小さな少年剣道大会
剣道大会に行きました。わたしの仕事は、賞状の字を書くことです。
大鐸地区という、3年前までわたしが公民館主事として勤務していた大鐸地区では、5年前に小学校が廃校となりましたが、父兄と指導者が協力して「大鐸剣道スポ-ツ少年団」という剣道のスポ-ツ少年団を続けています。年に一度、「佐伯静男杯」としてかつての指導者の名前を付けた大会を、自分たちで開催しています。
「メン」、「コテ」、「ドウ」とを出し、自分の体と同じような竹刀を振りかざしての小学生の無垢な剣道には、つい笑みが浮かび、拍手をしてしまいます。
礼儀作法、相手を、敗者を思いやる心がそこにありますが、このような子どもたちが、「秘書が秘書が」、「知らなかった」と言って責任を他人に転嫁してほおかむりをする総理大臣や幹事長を見て、どのように思うのでしょうか・・・
負ければ素直に頭を下げる。勝っても敗者への礼儀を忘れない・・・子どもたちと同じように、今はあまり使われなくなってしまいましたが、「往生際(おうじょうぎわ)」のきれいな大人になりたいものです。
小さな剣道大会を見せて頂き、そう思いました。