備前焼が魚の鱏(エイ)に化けそうになった・・・日生の五味の市
生け簀からあげたばかりの子どものエイを料理していた。500円
コリコリとした軟骨と縁側の煮付け、小豆島では味噌汁の中にいれて食べている。このような新鮮なものは、臭みもなくおいしい。
五味の市は、海産物だけでなく、味噌から椎茸、梅干し、蜂蜜、鶏卵など、地元産の物を売っているので楽しめる。ちなみに、テストパイロットは、まず一袋200円の椎茸を買いました。
地元ではゲタと呼ばれる舌平目、寒くなるとこれを天日干しし、生乾きを炭火であぶって食べると酒がすすみます。アラ海老もさっと茹でるとビールに最高。
ワタリガニ、時期が少し早いが、蒸して半熟にして食べるとおいしいですよ。
テストパイロットの家では、蟹は蒸して食べています。
父親がワタリガニや藻ガニなどを生きたままもって帰ると、蒸し器で蒸していました。茹でると、蟹のうまみが湯の中に流れ出すからです。
生きた蟹をそのまま蒸すと、足や爪が落ちてしまいます。蒸し器の中で蟹が暴れるからです。千枚通しで蟹を生け締めしてやればそのままの姿になりますが、家で食べるのでいちいち締めません。
半熟の蟹の身は青光りして、味噌はとろとろ・・・
思わず買いそうになりました。
おばちゃんが、アナゴを割いていました。
結局、骨切りした鱧を二本で1000円に値切り、湯引きと煮付け、フライにして食べました。妻と二人暮らしですので、まる二日間、鱧づくしでした。