あんがいといける、もらい物の紹興酒12年もの
あんがいといける、もらい物の紹興酒12年もの
仕事が終わり、帰宅するなりいつものように缶ビールを呑んでいると、酒がないのに気がついた。焼酎も、日本酒もない。テストパイロットの家から200メートルほどの国道沿いにサンクスがあり、その後ろにザグザグがある。
買いに行くのも億劫で、ふともらい物の紹興酒があったのを思い出し、ワインオプナーでコルクの栓を抜き、ロックで飲み始めると、これがあんがいまろやかで、うまい。原料が米なので、日本酒と相通じるところがあるからか・・・
陶淵明 『連雨独飲』
故老贈余酒 故老 余に酒を贈り
乃言飲得仙 乃ち言う 飲まば仙を得んと
試酌百情遠 試みに酌めば 百情遠く
重觴忽忘天 觴を重ぬれば 忽ち天を忘る
中国へ行くたびに、熱燗で、氷砂糖を入れたりと勧められるままにいろいろな紹興酒を飲んだが、どれも喉越しに角があり、そううまい物とは思わなかった。
しかし、これはまったりとした味でうまかった。今度は、紹興酒に合う肴を探そうと思っている。
どなたかご教授をお願いします。