白楽天『東城に春を尋ぬ』

       白楽天『東城に春を尋ぬ』
 
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                    老色、日に面に上り
            歓情、日に心を去る
            今、既に昔に如かず
            後、当に今に如かざるべし
            今なお未だ甚しくは衰えず
            事毎に力任うべし
            花時なおよく吟ず
            ただ恐る、かくの如きの興も
            また日に随って消沈せんことを
            東城の春、老いんと欲す
            勉強して一たび来尋す

                  
 テストパイロットの怠け者根性、おっくうさは年をとるにつれて、いよいよ強くなっている。今ならまだ間に合う。そう自覚するからこそ、わずかに残っている勉強心をふるい立たせているのだが・・・
 
 追伸
 小豆島では値切るとき、「もう少し安くならないか」ではなく、「もうちょっと勉強してよ」と言います。また、お店の人が「勉強しときます」とは、安くするということです。
 勉強には、少し無理をするという意味があるのではないでしょうか・・・