今晩の酒の肴は、イカナゴの、とれとれじゃああー、いらんかえー
今晩の酒の肴は、
イカナゴの、とれとれじゃああー、いらんかえー
酒は、白鶴の大吟醸!!
兵庫県淡路島や播磨地区から神戸市にかけての瀬戸内海東部沿岸部(播磨灘・大阪湾)ではイカナゴはいかなごの釘煮という郷土料理で親しまれている。佃煮の一種で、水揚げされたイカナゴを平釜で醤油やみりん、砂糖、生姜などで水分がなくなるまで煮込む。炊き上がったイカナゴは茶色く曲がっており、その姿が錆びた釘に見えることから「釘煮」と呼ばれるようになった。
漁師であったお祖父さんは、「魚は造って食え、焼いて食え、炊いて食え」と言っていました。刺身、焼き物、煮物の順番で味が落ちるということです・・・
小学生の頃、イカナゴが獲れるようになると、近所のお年寄りが自転車の荷台にイカナゴを入れたトロ箱をくくりつけて、「イカナゴの、とれとれじゃああー、いらんかえー」と声をかけてイカナゴを売って回っていました。
イカナゴが小豆島に出回るようになると、春はすぐそこです・・・