天若有情天亦老・天もし情(こころ)あらば天もまた老いん・・・

天若有情天亦老

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瀬戸内海備讃瀬戸の夕暮れ

 天もし情(こころ)あらば天もまた老いん・・・自然の摂理が非情であるから誰にでも平等である。天に情があっては乱れる。

 
 4年前の3月11日の東日本大震災により、死者1,589人、行方不明2,584人のう人々が犠牲となり、今も229,000人あまりの避難者がいる・・・
「絆(きずな)」という言葉が流行した。しかし、福島、東北の今も苦しんでいる。
 40年前、劇作家の木下順二さんの本に掲載されていた言葉で、中唐の詩人である李賀の『金銅仙人辞漢歌』の一節で、毛沢東が引用して有名になった言葉である。
 自然は、非情である。だからこそ万人に平等である。しかし、「津波です。避難して下さい」と役場の広報のマイクを握りしめて放送し続けた若い女の子のような人々を、なぜに苦しめ、彼岸へ送ったのであろうか・・・
 東日本大震災で被災した皆さん、謹んで哀悼の意を表します。 

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