寒波襲来で寒いので、今夜の酒は1505年(永正2年)創業伊丹の銘酒『剣菱』、肴は赤ナマコとコノワタと奮発

 寒波襲来で寒いので、今夜の酒は1505年(永正2年)創業伊丹の銘酒『剣菱』、肴は赤ナマコとコノワタと奮発

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 いつも使っている緋だすきの備前の徳利から胡麻の徳利に、杯も萩焼から備前焼きの薄造りに変えました。

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晩酌は、500年の歴史を誇る伊丹の銘酒「黒松剣菱」です。

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赤ナマコをスライスして橙(ダイダイ)を一個絞りました。

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 三日間冷蔵庫で寝かしたコノワタです。鮮烈なナマコの香気と塩味が酒をすすめます。これだけでも軽く2合はいけます(苦笑)

 伊丹の銘酒「剣菱」は、テストパイロットがはじめて飲んだ日本酒です。1973年(昭和48年)、専修大学に入学すると郷里小豆島の先輩が、入学祝いだからと桐箱入りの剣菱を持ってきてくれました。その頃、お酒が苦手だったテストパイロットは友人を下宿に呼んで飲みました。紙の箱の側面に頼山陽の「伊丹剣菱美如何」という『戯作摂州歌』が書かれていたのを覚えています。また、幕末の志士藤田東湖は、剣菱を愛飲して『瓢貧歌』という詩を残しています。

            傾来一斗剣菱春・・・ 傾ケ来タル、一斗剣菱ノ春
            衝破愁城鋭有神・・・ 愁ヒノ城ヲ衝キ破レバ、鋭ク神有リ
            莫笑幽斎無四壁・・・ 笑フコト莫カレ、幽キ斎ノ四二壁無ク
            瓢樽自古伴清貧・・・ 瓢樽ハ自カラ古リ清貧ヲ伴フヲ


 三十歳を過ぎてお酒を呑みだしたテストパイロットですが、この頃はじめてお酒というものはいいものだと思うようになりました。三十歳までは一年365日休肝日だったのですが、この頃は365日呑んでいます。休肝日をつくらなければ、と思っているテストパイロットです(苦笑)
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