瀬戸内海に浮かぶ小豆島で ひたすら清貧の暮らしをおくる謎のおっさん
瀬戸内海に浮かぶ小豆島で
ひたすら清貧の暮らしをおくる謎のおっさん
照鏡見白髪 鏡に照らして白髪を見る
宿昔青雲志 宿昔 青雲の志
蹉タ白髪年 蹉タたり 白髪の年
誰知明鏡裏 誰か知らん 明鏡の裏
形影自相憐 形影 自ずから相憐れまんとは
若い頃は青雲の志を抱いていた。何度も挫折を繰り返しているうちに、還暦をすぎ、白髪の爺となってしまった。鏡にうつった自分の顔を見ながら自然に憐れみの情がわいてくる・・・