今こそ、壺井栄さんの作品を読みましょう(笑み)

今こそ、壺井栄さんの作品を読みましょう(笑み)

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 この間、テレビで小豆島出身の小説家壺井栄さんの名作『二十四の瞳』が放映されていた。しばしば目頭が熱くなり映像が歪んだ。
 岬の分教場での五人の男の子のうち三人は戦死、一人は帰還してきたものの戦傷により失明という悲惨な状況を通じて壺井栄さんの、戦争は不幸しかもたらさないという反戦平和の願いを再認識し、小豆島土庄港に大石先生と十二人の子どもたちの「平和の群像」を思い浮かべた。
 今から50年前の昭和31年(1956)11月10日「平和の群像」小豆島土庄港に設置された。壺井栄は主賓として招待され除幕式に参加した。招待者は300名、参列者は3000名という小豆島を挙げての盛大な除幕式であった。最初、壺井栄は除幕式に出席するのを峻拒したという、なぜなら「平和の群像」の題字を揮毫したのが時の総理大臣で再軍備推進者の鳩山一郎であったからである。壺井栄は、題字を揮毫したのが鳩山一郎だと知ると、「なぜ小豆島の人は、あのような人に平和の群像の題字を頼んだのか」 と激怒したそうである。「平和の群像」を建立した小豆島の人たちの懸命の説得により壺井栄は除幕式に出席、主賓の挨拶では最初にはっきりと不満を述べ、『二十四の瞳』の反戦平和を願う気持ちを参列者に切々と訴えたとのことです。

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