母の句集『日々俳句』

母の句集『日々俳句』

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 母親の葬儀が終わり、ほっと一息、祭壇を作るために片付けをしていると床の間に母親の句集があった。
 特養の「あずき」に入所していた母親は、突然の昏睡状態のため小豆島中央病院へ、ヘリコプターで県立中央病院に搬送、手術が出来ないため小豆島中央病院に逆送、ついには点滴が入らなくなり88歳で死去。葬儀には多くの人の手を借りて終えることができた。
 この句集は、平成16年の夏、俳句に親しんでいた母親のために、私が作った句集である。丸善の製本工房を使い、パソコンで作製、選句の監修と序文は俳句の先生でありホトトギス同人の山本照雪先生、題字は小豆島の書家である南堀大順先生にお願いをした。母親の俳句だけではなく、俳句に見合った写真を掲載、また小豆島の古い写真を掲載して、再読に耐えるように願った。20部作製して母親に渡すと、兄弟や俳句仲間に配ったらしい。この句集を手渡したとき、「こんな立派なものを作ってくれて・・・」と喜んでくれた。その母も、父の待つ彼岸へと旅だった。
 次は、私の番である。私はどのような終末を迎えるのであろうか・・・

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