2019年を迎えて思ったこと 「ずっこけテストパイロット、覚悟はいいか」

2019年を迎えて思ったこと
「ずっこけテストパイロット、覚悟はいいか」

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    朝陽を浴びて、島四国八十八カ所霊場第五十八番札所西光寺の大イチョウ

 わたしは、昭和29年10月生まれ(1954年)だから今年65歳、小豆島の人口の40%以上を占める老年人口の仲間入りです。父親の世代、昭和22年では「人生五十年」といわれ、日本人の平均寿命は男性が50・6歳 、女性53・96歳でした。それが平成18年では男性81・09歳、字を生87・26歳と男女ともに80歳を超えていると厚生労働省は発表しています。 なんと60年間で30歳以上も寿命が伸びています。また、健康な生活をおくることができる「健康寿命」ーーWHOによれば、日常的・継続的な医療・介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間は、男性72・14歳、、女性74・79歳で、男性は晩年の9年間、女性は12年余り、病気や怪我などで日常生活に支障が生じているといわれています。つまりわたしは、単純に考えるとこれから後の72歳までの7年間の生活は健康に生活出来るが、それから後の81歳の寿命までは、病気や怪我で日常生活に支障を来すということになる。さらに交通事故や癌などでもっと早く寿命を迎える可能性も大いにありうる・・・
 10年前の55歳のときにわたしは中央病院の事務次長をしていました。仕事柄懇意にしていたお医者さんから、「テストパイロットさん、55歳を過ぎるとなにがあってもおかしくはないですよ、今のうちに好きなことをしておきなさい。定年を迎えてからでは遅いですよ」と言われ、若いときからの憧れであったオープンカーを購入しました。「アホがオープンカーに乗っている」とか、「ええ身分ですなぁー」と噂されましたが、認知のすすんだ両親の介護のストレス解消に、オープンカーは大いに役立ちました。
 わたしは、両親を介護しその最期を看取りました。しかし、わたしの二人の子どもは島外で生活しています。子どもをあてにすることはできません。老妻と二人で将来を切り開いていかなければなりません。年頭を迎え、これから如何に生きるか、いかに人生の最期を迎えるのか、真剣に考えなければならないと思いました。

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