余話として・写真で見る小豆島の空は魔の空域

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 今日(22日)が寒霞渓の紅葉の最後ということで、父母を車に乗せ行きました。寒霞渓は日本三大渓谷のひとつで、瀬戸内700余島の中で最も高い818メ-トル、奇岩怪石とモミジやハゼなどの紅葉が見事です。森川さんによると、二式大艇の6100メ-トル全力上昇試験を行うために川西甲南工場沖を西に向かって離水し、全速力で上昇し高度6100メ-トルに達すると小豆島上空であったそうです。しかし、寒霞渓上空をはじめとした島の山々は山風と海風がせめぎ合い気流が非常に不安定で、ミスト(霧)を噴き上げる飛ぶのには細心の注意が必要とのことでした。今でも東京から高松空港に向かうジェット機は高度を下げながら播磨灘で変針しています。
 今日も、一瞬にして写真のように天候が変化し霧がでました。有視界飛行の戦前の飛行機にはミストは天敵です。