閑話－⑤海の神様「金比羅さん」

香川県には「森の石松の金比羅参り」で有名な海の神様・金比羅さんがあります。子どもが卒業した高校のＯＢ会があり琴平町に行ってきました。

　
高松からマリンライナ－に乗って琴平ので１時間、駅を降りると木造の大きな灯籠ががあります。
　
　
駅から５分ほど歩くと金比羅さんの参道の入口です。まず目に付くのが「金陵」という造り酒屋、大きなケヤキの一枚板に「金陵醸造元」というのがあります。上手い字だなあ、誰が書いたのかと思っていると「野鶴」とあり、明治の三筆の筆頭である日下部鳴鶴でした。

　
金比羅さんの１３６８段の階段から成る参道のあちらこちらに、静かなブ－ムとなっている「讃岐うどん」の店があり、職人さんがうどんを打っているのを見ることができます。

　
小学生の頃、小さな船で荷物を運んでいた父親に連れられて海の神様金比羅さんを訪れて以来、これまで年に一度は参拝していましたが、参拝する人が年々少なくなっています・・・