Ｂ級グルメ・津山ホルモンうどんとヒルゼン焼きそば

　１７日の日曜日、毎年恒例の「備前焼祭り」に、いつものずっこけメンバ－で行った。テストパイロットの役目は、あまりあてにならない目利きと値切り役である。

　小豆島大部から岡山県の日生行きフェリ－に乗ること一時間と１０分、船着き場の真っ正面にある日生駅からＪＲ赤穂線に乗って、六古窯の一つ備前焼の故郷伊部駅までは２０分ほど。

　伊部駅に着くと、いつものことながら、押すな押すなの人、また人である。

 

　　いつもなら、なじみの備前焼の店にまっしぐらのはずであったが、ここで齟齬が生じた。

　Ｂ級グルメ第３位の津山ホルモンうどんと、第２位のヒルゼン焼きそばの屋台があったのである。

 

 

 

　ソ－スの焦げるうまそうな匂いとジュ－、ジュ－という音にひかれ、テストパイロットはふらふらと屋台に近づいて行ったのであります。

　 

　テストパイロットは、「備前焼より、津山ホルモンうどんを食べよう」と言い張り、「兄ちゃん、ホルモンようけ入れてね」　と凄みをきかせ、生ビ－ルとともに食したのであります。

　まだ、朝の１０時のこと・・・

 

 

　Ｂ級グルメ第２位で、今売り出し中の味噌だれのヒルゼン焼きそばもありました。

早く食べなければ、待たなくてはならない・・・

 

 

　ホルモンうどんを生ビ－ルで流し込むと、「焼きさば寿司」と岡山名物の「祭寿司」が、目についた。祭寿司は、岡山特産の黄ニラと小魚のママカリ、穴子の入った混ぜ寿司で、焼きさば寿司は、何年か前に食べて、脂ののった秋さばがうまかったおぼえがあるので、テストパイロットが舌なめずりをして見つめていると、同行のずっこけメンバ－から、「コラ－、ええかげんにせんかい」と叱責の声が飛んだ。

 

 

具たくさんの巻き寿司に祭り寿司、焼きさば寿司、うまそうでしょう・・・

 

 

焼きたての穴子、これも脂がのってうまいですよ。

 

　テストパイロットは、昼食には、まず焼きたての穴子を肴に生ビ－ル、そして祭り寿司、いや味噌ダレのヒルゼン焼きそばにしようか、と後ろ髪を引かれつつ備前焼を見に行ったのでした・・・