鈴なりのユズが語る・・・

鈴なりのユズが語る・・・
 
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 家の近く、「咳をしてもひとり」で有名な尾崎放哉終焉の庵である南郷庵の裏手にある家のユズの木が今年も鈴なりの実をつけている。
 去年もそしてその前も、このユズの木は鈴なりの実をつけていたが、実はもがれることなく地面に落ちていた。
 この家に住んでいた一人暮らしのおばあさんの痴呆が進み、二年前に老健施設に入ったからである。
 この10年で小豆島の人口は36,000人から30,000人と激減、六分の一の人々が島から消えている・・・
 島では、陽が落ちても灯りの付かない家が増えつづけている。