ゲタ(舌ビラメ)の煮付け

ゲタ(舌ビラメ)の煮付け
 
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今日の晩酌の肴は、小豆島でゲタとよばれる魚の煮付け。
 
 ゲタは、舌ビラメのことである。皮を剥いていないと一匹20円のときもある。高くても、このサイズならはせいぜい100円である。
 大学を出たての頃、高松のレストランで瀬戸内海産の舌ビラメのムニエルというのを食べた。どこかで食べたような気がした。後で、友人がゲタのフライがこんなに高いのかとぶつぶつ言っていた。
 このゲタを一夜干しにしたものは、酒の肴にぴったりだったが、今はアホ値になって困っている。
 昔、友人とゲタを一夜干しにしたものを電熱器で炙って、酒を飲んだのを思い出す。 
 その友人は、一昨年長いわずらいの末、彼岸へと旅立った。
 ゲタと呼ばれれば100円の下魚で、舌ビラメと呼ばれればフランス料理の高級魚か、中身は変わらないのに・・・