寒ナマコ、食めば親父を思い出す・・・

寒ナマコ、食めば親父を思い出す・・・

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 冷え込みが厳い大寒、ナマコがうまくなる。今宵のお酒は八山海、肴はナマコにしました。

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 テストパイロット家では、ナマコを裏庭に植えているダイダイとユズだけで食べます。酢は入れません。

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ナマコは家内も食べますので、おのおのが好きなだけ小鉢にとって(笑み)

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 テストパイロットは、ダイダイの絞り汁とユズの皮をおろし金で少しおろして、ちょびっと醤油をたらして、うまいですよ(笑い)

 小学生の頃、父親はナマコを獲ってくると、丼鉢いっぱいのナマコの切り身に、大根おろしをかけてダイダイを搾り、さらにそれに砂糖を入れて醤油をかけてご飯のおかずとして食べていました。
 ご飯のおかずにナマコは、子ども心にも、うまいものではありませんでした。
 父親は、テストパイロットと大違い、お酒もタバコも嫌いで甘い物が大好きでした。ナマコの内臓であるコノワタを、「これは酒呑みが酒の肴にするものや」といいながら捨てていました。正月の雑煮は、白味噌仕立ての甘い小豆のアンコの入ったものでした。
 ナマコを食むたびに、なぜか父親を思い出します(笑み)

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