尾崎放哉ゆかりの西光寺の大イチョウ
尾崎放哉ゆかりの西光寺の大イチョウ
家の近くの、毎日この大イチョウの木を横目で見ながら通勤しています。
イチョウの簾(すだれ)をくぐり抜けて本堂へ
出勤前の朝の8時でしたが、清浄の気が漂い、一日を気持ちよく過ごしました。
これから冷え込むにつれ、落ち葉と銀杏が日に日に多くなり、石畳がイチョウの落ち葉で黄色く埋まってしまいます。
「咳をしてもひとり」・「入れものがない両手で受ける」などで自由律の俳人尾崎尾崎放哉は、この大イチョウを目印に西光寺の山門をくぐり、この寺の奥の院である南郷庵を終の棲家とし、庵の裏手に住む南堀トメという老婆に看取られながら彼岸へと旅立ったのです。
境内には、この尾崎放哉や種田山頭火の句碑もありますので、散策するのにはいい場所です・・・