閑話-②小豆島に残る樹齢1700年シンパクの巨木

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 樹齢1700年の巨木国指定特別天然記念物「宝生院のシンパク」


 家から歩いて15分ぐらいのところに樹齢1700年(推定)のシンパクの巨木があります。幹周り15メ-トル、地上1メ-トルのところで三幹に分かれています。大正11年、内務省より天然記念物に指定された日本最大のものですが、寒霞渓に行く道すがらにありますが観光客が訪れることはなく、わずかに島四国巡りのお遍路さんが札所である宝生院に巡拝するときに目にするぐらいです。道から見ると一本の木に見えないからかもしれません。看板も文化財級の鄙びたものです。
 伝承では応神天皇が小豆島に行幸の際、お手植えになったといわれています。明治維新廃仏毀釈の際、伐られて売られるところを村人がお金を出し合って残しました。
 写真でわかると思いますが樹勢は旺盛、この木に近づくと、圧倒的な存在感から発するオ-ラを感じます。巨木の好きな人ならば必見の木です。土庄港より車で10分ほどのところです。寒霞渓へ行く道すがらですから、小豆島に来られた方は、ぜひ見て下さい。