#ノンフィクション、エッセイ

『奇跡の医師』、読んでみてください!!

『奇跡の医師』、書店に出回るのは8月27日前後!! 出版社から連絡があり、本屋さんの店頭に並ぶのは27日頃となるという連絡がありました。 単行本で2000円ですが、写真も1902年の鹿児島と桜島俯瞰写真、開校2年目の第七高等学校、明治42年東…

【奇跡の医師】・頓宮寛・・・プロフィール

奇跡の医師とよばれた頓宮寛は、明治十七年二月二十二日、古来より子牛の形をしているといわれる小豆島の、ちょうど背中のあたり、石材と回船業を主とする戸数百軒余りの小部村に生まれる。家業は、祖父・貞斉、父・正平と二代続けて村医者であった。一人息…

魯迅・「阿Q正伝」・増田涉訳

魯迅は、言わずとしれた教科書にも登場する中国の文豪である。『阿Q正伝』は、魯迅の代表作の一つで、そのころの中国人そのままであるといわれている。テストパイロットは、本書の中におさめられている東北医学専門学校教授の藤野厳九郎を終生の師と仰いだ…

『奇跡の医師』、8月15日発刊です。

『奇跡の医師』、8月15日発刊です。 第七高等学校創設時、明治42年東京帝国大学医科大学卒業アルバム、第一次上海事変など、明治35年から魯迅と内山完造、斉藤茂吉、壺井栄の写真まで、未発表の写真を38ページにわたって掲載しています。 ぜひ、ご…

『図書500号記念』・岩波書店

『図書500号記念』・岩波書店 1990年だから20年前のこと。職場の文学好きの上司から、「岩波書店の図書が500号を記念して『本のある生活』というテ-マでエッセイを募集している。興味があれば書いてみたら」と勧められた。 仕事を辞めて書道で…

「八日目の蝉」・・・方外の人

天使の散歩道の日の出 「八日目の蝉」の主人公のように」、瀬戸内海交通の要衝で、季節を問わず船が頻繁に出入りする小豆島には、島四国八十八ヶ所巡りの遍路をはじめとして、旅から旅へと漂泊する僧侶、神官、祈祷師、御師、六部、虚無僧、行者、山医者、行…

門司レトロタウン-①

門司レトロタウン・・・ 2月、3月は退職する職員の送別旅行があり、関門海峡に面した門司港の一角に「門司レトロタウン」を訪れました。 ウォ-タ-フロントの古い建物を利用ししたものです・・・近くに出光美術館もあり、今度行くときは、ゆっくりと巡り…

小さな美術館・田中岑先生

犬が好き・・・うちは柴犬ですが 名前は「テツ」。

小さな美術館・田中岑先生

小さな美術館・田中岑先生 田中先生は香川県豊浜の人である。大学時代の私は、気が向くと、近くに住んでいた田中先生を訪ねては、絵を見せて貰い、尾崎放哉や「ドイトラ」こと哲学者の土井虎賀寿を知ったのも、田中先生のおかげである。あれから30数年、上…

小さな美術館・田中岑先生

小さな美術館・田中岑先生 今から30数年前の昭和48年春、専修大学で学んでいた私は川崎市多摩区の向ヶ丘遊園という小田急線沿線の街に住んでいました。小豆島を終焉の地とした自由律の俳人尾崎放哉が縁で、同じ香川県出身の 田中岑先生の知遇を受けるこ…